業績年齢年表


ふつう年表は、クロノロジカルな絶対年度で事績が並べられていますが、これは各人の生れた時を0に合わせた年表です。簡単に言えばひとつの年齢表にいろんな人の業績達成(発表)を入れたもの。

ここでは20世紀にあげた業績を入れてあります。表への選択は私の個人的な偏見と趣味です。なんでもかんでも入れるのではなく自分の関心のあるものだけを入れたほうが、いろんな事が分かります(下の表は年々足して多少入れすぎ)。

私は今から三十年ほど前にこれを作って、一年歳をとる毎にまだ業績はないけれど、先に余裕があると思いつつ過ごしましたが、いつのまにか殆どの人が既に多くの業績を上げてしまった歳になってしまいました。自分史と比べながら眺めるのも一興です。

年齢

芸術(音楽・絵画・文学等)

自然科学

社会人文科学
19 ニジンスキー:ロシア・バレエ団(1909)
サガン:悲しみよ今日は(1954)
20
21
22 グールド:ゴールドベルグ変奏曲演奏(1955)
23
24 カルサビナ:ロシア・バレエ団(1909)
25 デュシャン:階段を降りる裸体(1912) ワトソン:DNA二重ラセンモデル(1953) ルカーチ:魂と形式(1910)
26 マン:ブッデンブローク一家
(1901)
ピカソ:アビニョンの娘たち(1907)
ウェルズ:市民ケーン(1941)
アインシュタイン:特殊相対性原理(1905)
ハイゼンベルグ:不確定性原理(1927)
ゲイツ:MS-DOS(1981)
27 ヘッセ:ペーター・カーメンチント(1904)
エイゼンシュタイン:戦艦ポチョムキン(1925)
ヘミングウェー:日はまた昇る(1926)
エッカート:電子計算機ENIAC開発(1946) ピアジェ:言語と思考(1924)
28 アンドレブルトン:シュルレアリスム宣言(1924) 湯川秀樹:中性子理論(1935)
29 カミユ:異邦人(1942)
ベロー:宙づりの男(1944)
ゴダール:気違いピエロ(1959)
トリュフォー:突然炎のごとく(1961)
チョムスキー:統辞の構造(1957)
30
31 ラッセル:数学の原理(1903)
32 カミユ:ペスト(1945)
アンドレブルトン:ナジャ(1928)
マルロー:人間の条件(1933)
サリンジャー:ライ麦畑でつかまえて(1951)
ヤコブソン:文学・言語学研究の諸問題(共著)(1928)
33 カフカ:変身(1916)
サルトル:嘔吐(1933)
ヴィトゲントシュタイン:論理哲学論考(1922)
34 カポーティ:ティファニーで朝食を(1958) メルロ=ポンティ:行動の構造(1942)
35 ロブ=グリエ:嫉妬(1957) フーコー:狂気の歴史(1961)
36 アインシュタイン:一般相対性原理(1915) マンハイム:イデオロギーとユートピア(1929)
37 ディアギレフ:ロシア・バレエ団(1909)
マン:ベニスに死す(1912)
ガーシュイン:ポギーとベス(1935)
スタインベック:怒りの葡萄(1939)
クリック:DNA二重ラセンモデル(1953) メルロ=ポンティ:知覚の現象学(1945)
ライヒ:ファシズムの大衆心理(1934)
ラカン:鏡像段階(1938)
デリダ:グラマトロジーについて(1967)
フーコー:臨床医学の誕生(1963)
38 ベルイマン:第七の封印(1956) ショックリー:トランジスタ(1948) ショペングラー:西欧の没落(1918)
ルカーチ:歴史と階級意識(1923)
ハイデッカー:歴史と階級意識(1923)
サルトル:存在と無(1943)
バルト:文学の零度(1953)
39 マンハイム:社会学の現代的課題(1932)
40 黒澤明:羅生門(1950) バーディーン:トランジスタ(1948) ウェーバー:プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(1903)
ラッセル:哲学の諸問題(1912)
フーコー:言葉と物(1966)
41 モーム:人間の絆(1915) フッサール:論理学研究(1900)
ヘルグソン:笑い(1900)
ワールブルグ:フランチェスコ・サセッティ(1907)
ジョイス:ユリシーズ(1923)
レヴィ=ストロース:親族の基本構造(1949)
42 ヘッセ:デミアン(1919) ノイマン:ノイマン型コンピュータ(1945) カッシラー:自由と形式(1916)
エリアーデ:永劫回帰の神話(1949)
ドゥルーズ:ベルグソンの哲学(1966)
43 カフカ:城(1926) マリノフスキー:未開社会における性と抑圧(1927)
ケレーニィ:古代人と宗教(1940)
フーコー:知の考古学(1969)
44 フロイト:夢判断(1900)
ベンヤミン:複製技術時代の芸術(1936)
フロム:自由からの逃走(1944)
45 ユング:心理学的類型(1920)
ドゥルーズ:差異と反復(1969)
46 ロマン・ロラン:ジャン・クリストフ(1912)
47 ソシュール:一般言語学講義(1906)
ホイジンガ:中世の秋(1919)
オルテガ:大衆の反逆(1930)
レヴィ=ストロース:悲しき熱帯(1955)
パノフスキー:イコノロジー研究(1939)
48 ベルグソン:創造的進化(1907)
バシュラール:瞬間の直観(1932)
49 マン:魔の山(1924) カッシラー:象徴形式の哲学(1923)
50 ジンメル:社会学(1908)
エリアーデ:聖と俗(1957)
51
52 ヤスパース:理性と実存(1935)
53 バシュラール:火の精神分析(1937)
54 ウィーナー:サイバネティックス(1948) デュルケーム:宗教生活の原初形態(1912)
レヴィ=ストロース:野生の思考(1962)
55 フロム:正気の社会(1955)
56 ピカソ:ゲルニカ(1937) メルロ=ポンティ:目と精神(1964)
57
58
59
60 ジンメル:生の直観(1918)
ユング:分析心理学(1935)
61 フロイト:精神分析学入門(1917)
62
63
64 ラカン:エクリ(1965)
65
66 ホイジンガ:ホモ・ルーデンス(1938)
67 デュルタイ:解釈学の成立(1900)
ヤコブソン:一般言語学(仏版)(1963)
68
69
70
71 ポラニー:大転換(1957)
72
73
74
75
76
77 デュルタイ:歴史の構造(1910)


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